死とは

「リストラされたけど家族に打ち明けることができず出社しているふりをして公園で鳩に餌をやる中年サラリーマン」

 

という描写を見かけるが、そういう境遇の人と実際に会って会話を交わしたことがないため、本当にいるかどうかは分からない。

 

ただ、今はその人の気持がよく分かる。

 

 

というかそれは自分だ。

 

 

存在意義が無くなった人間は、肉体的には生きていても人として死んでいる。

 

私は死んでいる。